柚子巻き大根


「野菜をひと干し」の、最初の一品はこの「柚子巻き大根」。

子供の頃から食べていた、とっても付き合いが長い冬の保存食。
祖母(余談ですが、私は祖母と同じ名前)が作っていて、母も子供のころから
食べていたとのこと。
なので、「野菜をひと干し」に掲載してあるこのレシピ、
実は我が家のレシピです。祖母の味、きっともっと前にも遡るはずです。

冬に実家へ帰省すると、必ずこうやって母がせっせと作っています。
一回に作る量は150~200個。
これはかなりの労働です。
もう80歳近くになり、ころころとした体形ですが、
ちょこちょこよく動くし、こういう仕事もさくさくするし、
まったく頭が下がります。

「本を見て作りました」と、お声をかけていただくのは、
ダントツこの柚子巻き大根。
ある方は、この冬何度もつくり、ご家庭の冬の日常食となったそうです(嬉しいです!)

甘酸っぱい柚子の風味と、ぽりぽりと歯ごたえのある干した大根の組み合わせ、
我が家でずっと引き継がれているのはおいしいからだけでは
ないのでしょう。

お寺さんの料理本でもみたことがありますし
農家さんが雑誌にも作り方を掲載していたのも
覚えています。
地味に国民食なのでは?

この柚子巻大根が、様々な方々の「うちの定番」になりますように。