9月の掲載誌

●天然生活11月号

いつもお世話になっている天然生活さんが、創刊より8周年を迎えました。
おめでとうございます。

11月号に、「8周年の感謝をこめて小さなプレゼント」が29点あります。
フラワースタイリストの平井かずみさんが作った、
秋色あじさいのリースと蜜ろうキャンドルのセット、
エッセイスト柳沢小実さんのクーザンヌのアンティークビーンズポット、などなど、
他、フォグリネンワークスの関根さん、
グラフィックデザイナー&テキスタイルデザイナーのセキユリヲさん、なども
プレゼントをご提供されています。
えぇっ!こんなものまでプレゼントしてくれてしまうの!!と、
豪華なもの、すてきなものが沢山です。
自分が応募したいくらいです。

七草は松山陶工場の「蓋付き行平鍋」を提供しました。
行平鍋は、おかゆを炊くのにとてもよいお鍋です。
ゆっくりゆっくり火が全体に回り、ふわっとしたおかゆが出来上がります。
もちろん、スープや煮込みにも使えます。
これからの季節、活躍してくれるかな?と思い、
この行平鍋を選びました。

色はうすい卵色。とっても優しい色で、形もころりと丸くかわいらし
(と、思っています)

締切は10月19日消印有効。
大丈夫、まだ間にあいます。

魚のアラは偉い



近所にある「信濃屋」さんで売っている魚のアラは、
たっぷり身がついていて、鮮度もよくて、
下処理もばっちり。
しかもとっても手頃な値段で、
優秀。花◎です。

うす塩をあて余分な水分を出したあと、
にんにく・ローズマリーと一緒にお皿に入れて、
たっぷりオリーブオイルをかけて、
オーブンでグリル。
手を動かす作業は5分もなく、
あとはオーブンにお任せです。
(香とジュワジュワの音が伝わらないのが残念です)

友人を招いた時はオーブン料理は便利です。
自分も話に参加したり、食べたりしている間に
アツアツのお料理が出来上がります。

食べきれなかったアラは身を外して、
翌日マスタードやハーブと一緒にパンにはさんで食べたり、
サラダに入れたり・・となります。

アラは偉いです。
ありがとう。

須藤拓也さん陶展


西荻窪にある364さんにて。
9月28日(水)~10月3日(月)

今回も染付が多そうです。
どのような器があるのでしょう。
楽しみです。

「どちらで器を買いますか?」と、
質問いただくことがあります。
「どのどこのお店」より
「誰々の展覧会で」というほうが、
最近は多いかな?と思います。
作り手と直接お話しできることも魅力ですし、
その空間いっぱいに好きな作家さんの器・器・器、は、
はぁ~、幸せ~、です。

364さんは、すてきな生活道具もお取扱いしています。
1度の訪問で2つの楽しみです。

西荻窪にはおいしいお店もたくさん。
のらぼうさんも、ありますね。
いい街だ、西荻窪。

常備食



ちょっとおなかがすいた時に、
すぐに食べられる常備食があると、とても便利で安心。

このグラノラは、定番常備食。
ポリッジオーツやミューズリーに、
メープルシロップとおまじない程度のさとうきびと菜種オイルを
合わせて、オーブンで20分ほど焼けばできてしまいます。
使う道具は、計量カップとスプーン、まぜるボールたったそれだけです。
混ぜて・焼いて、30分以内でできてしまいます。

今回は手元にあった
かぼちゃの種とレーズンを加えましたが、
ひまわりの種や、ココナッツ、刻んだ干し杏など
その時々で異なります。
そう、微妙に残っているナッツやドライフルーツを、
加えている、そんな感じです。
牛乳をかけて食べたり、牛乳がなければ、そのままつまんだりもします。

保存がきくので、オーブンのキャバいっぱいに作り、
朝ごはんにね、と友人に渡すこともあります。
「グラノラって、作れるの?」とほとんどの人に聞かれます。

はい、とても簡単で、自分で作れば材料も甘さも自分好みに仕上がりますし、
不要な添加物もいりません。

私自身、全てにおいて「自宅で手作り」が一番と思っているわけでもありません。
やはり、既製品だからこそできる味、
例えば(健康的な材料を使用していることは原則だと思いますが)
大きな鍋や樽で量産するからこそおいしいものや、
作り手(料理人もその一人)の経験や技術があるからこその味、
もありますし、
切り口は異なりますが、
時間がない時や、へとへとに疲れて何も作る気がしない時の強い味方でもあります。

その一方で、
実は自分でも簡単につくれて、買ったものよりもさらにおいしい、という
「盲点」的なものも結構あると思います。
グラノラはそのひとつでしょう。

少し目先は異なりますが、
かえし・練り味噌・ジンジャーペーストなどの
保存がきく調味料もその仲間だと思います。
材料も作り方もシンプルで、自分好みに味の濃淡を調整でき、
これらをもとに、様々な料理を展開することができます。
こうして作った料理は
「私の味」
「うちの味」になっていくのだと思います。

お料理教室でも、
このような常備食・常備調味料というカテゴリーの会を
設けようと思います。

十五夜


美しい夜空でした。
月曜日の夜、ちょうど多摩川を電車で渡っているときに、東の低いところに
真ん丸十五夜がぽっかり浮いていました。
自宅に戻り、お月見の準備。
ビールとワインを冷やし、2品ばかり用意。
メインのごはんと、お月見団子はゲストの持ち寄りで。
途中途中でベランダに出ては、
月を眺めてたわいもない与太話。
夜風がさらさらと肌をなで、遠くに虫の声が聞こえ、
気持のよい夜でした。

翌日、実家からすすきが届き、店の入り口にて、
月に捧げました。
十六夜。
月を呼ぶ名は様々。

このブログを書いているのは16日の深夜。
明日は仕込時間が十分にとれないスケジュールなので、
今日の仕事を終え自宅にて明日の仕込中。
気分転換にベランダに出たら、
大きな月暈が出ていました。
その中にきらりと光る木星。
高度67度くらいのところ。

今夜の月の名は寝待月。
ちょっとおとぼけ気味なかわいい呼び名です。

きょうのお茶


きょうの最高気温は33度。
昨日から
「マッシュルームのすりながし」をはじめたのに、
なんだかな、と思ってしまいます。
季節の変わり目の献立は、
「食材」と「気候」と「体」をピタリと合わせることが、
難しいです。

きょうのお茶は、
手元に残った少量ずつのハーブで。
レモングラス・ミント・タイム、
台湾のお茶。

重陽の節句



9月9日は重陽の節句でした。
奇数(=陽)の最大数9が重なるので、「重陽」、
旧暦10月ころの季節に咲き誇る菊にもちなんだ節句です。

9日は、ご来店いただいたお客さま全員に、
ほんの少量でありますが、菊酒をふるまいました。
辻和美さんのデキャンタに。
漂う菊花びらがきれい。
数時間このままにしておくと、菊のほろ苦さが日本酒に移ります。


入り口には菊の花を。

人日(1月7日)・上巳(3月3日)・端午(5月5日)・七夕(7月7日)、
そして重陽。
今年も五節句全てが終わりました。

今年最初の七草の節句は、普段と異なるお料理を用意し、
年明けからその準備であわあわ、
当日の仕込も営業もあわあわ、
無事に終わって、ふぅ~っっ、でした。

「今年の節句がすべて終わったなぁ・・」と、
重陽の節句が終わると、毎年ちょっとしみじみとします。
(個人的に、歳時記的に年末感。はやっ。)

次に控えるは
12日の「十五夜」です。
今年は早いですね。
個人的には重陽の余韻を楽しみたいのに、
「えっ?もうお月見なの?」です。

お天気はよいみたいですよ。
夜空を仰いでみてください。
片見月にならぬよう、十三夜も忘れずに。
今年は10月9日です。

日本酒・司牡丹


おいしい食事とおいしいお酒。
これまさに、幸せの時間です。

高知県の造り酒屋、司牡丹さんの日本酒12種類を
お料理に合わせていただきました。

写真は山廃純米「かまわぬ」。
使用原料米の全量が高知県産「永田農法」山田錦です。
ボディが強く、こくのあるお酒で、
地鶏の炭火焼きとともにぬる燗で頂きました。

日本酒といえば、9月も半ばをすぎると「ひやおろし」が出てきますね。
簡単に言うと、昨年秋に収穫され、造られたお酒がひと夏超えて
登場するのが「ひやおろし」です。
ひやおろしは、寝かせた分だけ熟成感と味の膨らみがあると思います。
今回は、ちょっと早めですが、ひやおろしも3種登場。

どのお酒もお料理も大変おいしく頂きましたが、
一番のお気に入りは「古酒・源十」と「白いコーヒーのブランマンジェ」
最後のお楽しみ・デザート+お酒です。

古酒を置いているお店も少ないでしょうし、
あっても自ら古酒を頼む機会はそれほどないのではないかと思います。
頂いた源十は10年もの(確か・・。もうこのあたりでは記憶がおぼろげ)の大吟醸で、
ひねた味わいではなく、熟成した香り高く真ん丸の味わいでした。
口の中で味が広がる、というより、ゆっくりたなびく感じです。
日本酒好きな方のために、
古酒もおこうかな(隠し酒)と思いました。

9月後半から、七草でも「ひやおろし」をご用意する予定です。
食材も、名残の夏野菜とともに、あけびや栗もそろそろ登場です。

夜風も気持よいし、虫の声もあちこちで聞こえます。
実家から、大好きな「秋明菊」や秋の七草も届きました。

秋ですね。

***余談ですが
この「鎌輪ぬ」文様は、7代目市川団十郎が(復活させ)舞台での襦袢に取り入れた文様です。
てぬぐいの「かまわぬ」さんとのコラボ酒ではないです。念のため。