小雪



寒いのはちょっと苦手。
でも、
寒いからおいしいことが沢山。

と、干したりんごがつぶやいた、
気がした。

(幻聴ではない。そんな味というこで・笑)

干しいちじくとタイムと温かいはちみつ



前回の写真のスコーンが、
すごくおいしそうだね!と、
今一緒に本のお仕事をしている編集者さんが言ってくれて、
ちょっと嬉しかった。

なので、また今日も焼いてしまった(笑

冷蔵庫の中を見て、
干しいちじくとタイムを加えることにした。

スコーンを手でまとめている時の、
ぱふっ、ぱふっ、と空気を含んでいるような
手触りが気持ちよくて好き。
さらには
型でぬいている時の
「ぱっ・ふ~~」という長い音は、たまらなく好き。

随分前に、大好きなNigel Slaterの本に、
フレッシュいちじくに、
タイムを加えてあたためたはちみつを
とろりとかけて食べる、
夜のおやつのレシピがあった。
もうかれこれ15年ほど前に読んだ本だったけれど、
とっても美味しい組み合わせだったから、
頭の引出の中に入っているのだろう、と思う。

このスコーンは砂糖が少ししか入っていないので、
クロテットクリームのかわりに、
温かいはちみつをかけて食べてみよう。

はちみつは、朝でも昼でもいつでもおいしいけれど、
あたためたはちみつ、というのは、
なんだか夜が似合うような、
そんな気がする。(と、本に刷り込まれているだけか・・)

さ、ごはんごはん!


スコーンや蒸しパンは、慣れたキッチンなら、
作り始めから
出来上がりまでに30分かからないから好き。
朝、洗濯機にスイッチをいれて、乾し終わったころ、
粗熱がとれて、ほんわかしっとりしてきたころがたまらない。

このスコーンは、干した苺入り。
確か、朝日新聞の連載.5月号で作った記憶あり。

甘いデザートになるお菓子もすきだけど、
作るのは、軽い食事にもなるようなお菓子が多き気がします。

今日はにんじんケーキを焼きます。
海老原さんの人参と、スリランカで買ったマサラで、
スパイシーに仕上げてみようかと思います。

からすうり


お二階のNEJI Commueさんから頂いたからすうり。
アトリエの奥にある木に連なっていたそう。

店の前の踏切の隣は、今、工事中の小田急の資材置き場ですが、
工事が始まる前は、広い空き地でした(もちろん、小田急さんの土地ですが)。
そのフェンスには、
毎年夏にはひる顔が、
秋にはからすうりが連なっていたり、
むかごがぽこぽこと育っていました。

毎年にやにやしながら、こっそりと、
そのつるを丁寧に丁寧に伸ばしながら、
フェンスから取り、
いそいそと持ち帰り、店に飾っていましたが、
いまやそのフェンスがなくなり、壁になってしまったため、
からすうりも、むかごも、まったく見かけなくなってしまいました。

NEJI Commuさんのアトリエ奥のからすうりは、
かろうじて残っていたものかと思います。
からすうりの繁殖力はすごいですからね。

様々なところで開発は進み、近所で山野草をみかけることも
なくなきたなぁ、と思っていましたが、
まだいますね。

隙間すきまで、自生しています。
よかったよかった。

このからすうり、夏に白い花がさくみたいです。
一夜限りの「一夜花」なので、私はまだ見たことは
ないのですが。
来年は、仕事後に見てみようと思います。

干し野菜料理の撮影


干し野菜料理の撮影が、無事に終わりました。
干し野菜は、2-3日前から、お天気の様子をみながらそわそわとするのが常で、
いつもの撮影とはまた異なるドキドキがあります。

今回は、すかーっと晴れました。
これぞ、干し日和!と、お手本のような晴れ方。
よかった・よかった。

スタイリストの朴さんが、真剣な眼差しでスタイリング中。
素敵~。。

楽しい撮影でした。

こちらの料理は、「きょうの料理2月号」にて掲載です。
白菜・ねぎ・大根を干しました。

くまがいのぞみさん個展 「使って、しまって」

陶芸家のくまがいのぞみさんの個展がもうすぐはじまります。

●くまがいのぞみ個展「使って、しまって」
2012年11月23(金・祝)-11月29(木)
11:00-18:00 期間中27日(火)のみ休み

in-kyoにて

今年7月に移転されたin-kyoさん。

くまがいのぞみさんの個展も、新しいin-kyoさんに伺うのも、
どちらも楽しみです。

お時間あれば、是非。
24日の夜は瀬戸口しおりさんのお料理もあるそうですよ。
素敵な会ですね。

trip-2

Trip1


久しぶりに、休暇を頂きました。
ありがとうございました。

さぁ、ごはん。


無性に食べたくなるごはんの一つがパスタ。
特にトマトソース。

トマト缶・にんにく・オリーブオイル・塩。
バジルはー。
欲した時に加えるくらいで。

じっくりソースを作る、ということはせず、
鍋にオリーブオイルをひき、
にんにくをばんっ、とつぶして、
しゅーっと炒めて、
トマト缶をかしゃっとあけて、
ぼてぼて・・と加えて、
木べらでつぶして
ぐつぐつさせたらできてしまう、
とっても簡素なソースで私は十分のよう。

トマトの水けを飛ばして飛ばして、
あともう少ししたら、焦げ始めてしまう?いえいえ、まだ大丈夫、
というくらいになって
ようやくソースをかき混ぜる。

ちょっと塩。トマトの酸味がまろやかになり、
甘くなり、何層ものおいしさが重なりあう。

ゆであがったパスタとしっかり絡む、
ぽってりしたトマトソース。

随分と前に、ナポリをぶらりと旅をした。
ずーと、ずーと、トマトソースのものばかり食べて、
一緒だったイタリア人に、「いい加減にしたら?」と、
本気で言われて、あげく、食事のオーダーをすべて仕切られた。

東京にもどり、毎日毎日トマトソースを作っていた。
「あのトマトソースを作りたい」と思いながら、
本当に毎日。
できたような、できなかったような?
多分、かなり近いものはできたような・・。

レシピのない「あの味」をと、何度も試みるプロセスは
とても楽しい。

今日のトマトソースは「あのトマトソース」とは
違うな、と思う。
けれど、「あの味」のその先に、
「自分の味」を見つけた時は、もっと楽しい!
だから料理はやめられない。

アッという間に平らげた。
ごちそうさまでした。

スープ


昆布出汁と野菜をことこと煮込みました。
塩とほんの少しのオリーブオイルで味を調えれば十分の
おいしさ。
らでぃっしゅぼーやさんの会員誌「おはなしサラダ12月号」に、
掲載予定です。

今回の料理は「お出汁」がテーマ。
昆布出汁・昆布と干し椎茸の出汁・昆布と鰹の出汁・その2番出汁の
よっつの出汁の引き方と、
それぞれの出汁に合わせた料理を担当しました。

その撮影と時を同じくして、
築地の吹田商店さんに昆布の講習会をしていただきました。
(ほぼ同じ時で、この偶然にびっくりです)
なるほど~、と頷くことたくさんで、とても勉強になり、
お出汁についてじっくり考え・取り組むいい機会となりました。

講習会については、次回ご報告いたします。